この曲、なあに?

【 ちょっと寄り道・・・この曲なあに?  】 2022.1(NO.46)〜
→この曲、なあに? 2014.7(NO.1)〜2016.11(NO.15)掲載分はこちらをご覧ください。
→この曲、なあに? 2017.1(NO.16)〜2019.5(NO.30)掲載分はこちらをご覧ください。
→この曲、なあに? 2019.7(NO.31)〜2021.11(NO.45)掲載分はこちらをご覧ください。
→この曲、なあに? 2022.1(NO.46)〜2024.5(NO.60)掲載分はこちらをご覧ください。

♪ No.61 ♪(2024.7.1〜8.30)


かっこう(ルイ・クロード・ダカン1694-1772フランス)
ダカンは、18世紀に活躍したフランスの作曲家・オルガニスト。この曲はクラブサン曲集第1巻の第3組曲ホ短調で、カッコウの鳴き声を模倣した軽快なリズムと旋律が特徴的の2/4拍子の速い曲である。右手に軽快な16分音符、左手に「かっこう」の鳴き声が表現される。正確な技術を要求される曲なので、コンクールなどの課題曲にも取り上げられることが多く、また、印象に残りやすい親しみやすいメロディはとても人気があるので、どこかで耳にしたこともあるのではないだろうか。

♪ No.62 ♪(2024.9.1〜10.30)


楽しい農夫(シューマン1810〜1856 ドイツ)
シューマンが子供のために書いた『ユーゲントアルバム』の中の10曲目でとても人気が高い曲。原題は「仕事を終えて帰る上機嫌な農夫」とつけられている。楽しそうな旋律が左手から始まるが、右手は伴奏と旋律を奏するので、短い曲ながらも弾きわけが意外と難しい。

♪ No.63 ♪(2024.11.1〜12.31)


ハンガリー狂詩曲第2番(リスト1811〜1886 ハンガリー)
1847年に作曲されたもので、全19曲の中でも特に知名度の高い一曲である。ラッサン(緩やかな部分)とフリスカ(速い部分)から成り、この構成はハンガリーの民族音楽であるチャールダッシュに基づいている。ピアノ曲だけでなくオーケストラ版もリスト自身によるもので、演奏会でも多く取り上げられ、多くの人々に愛されている。

♪ No.64 ♪(2025.1.1〜2.28)